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zoom RSS ジュネーブ条約は死んだか?

<<   作成日時 : 2004/05/10 23:07   >>

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 いまさらだけど・・・
 
 日本で憲法が死に瀕していると思っていたら、ジュネーブ条約も瀕死の重症のようである。

 赤十字国際委員会が動いているとは思っていたが、米英はその勧告を無視していたようだ。紛争地なのだからICRCが活動し、連合軍の振る舞いを監視しているのは承知していたはずだろうに。これでは内戦地のゲリラと同じである。勝った戦争だから無視したのだろうか。少し理解できない現象である。

 虐待の実行者が予備役というのも気になる。汚い仕事は周縁にやらせるということだろうか。それともまだ明らかになっていないだけか。彼らが旧日本軍のBC級戦犯にみえる。彼らは、われわれの代わりに戦争に行き、われわれの代わりに汚い仕事をしただけではないだろうか。彼らの抗弁はそれを示しているようだ。

 日本の自衛隊はどうであろうか。自衛隊では国際人道法の教育が不十分であるといわれてきた。イラクでは治安維持を行っているわけではないから大丈夫だろうが、これからさき国際貢献で海外派遣の機会が増えるとなると無視できないだろう。政府も有事法制との関係で、国際人道法にかかわる国内法整備をおこないはじめた。

 国際刑事裁判所の設立の準備が進められている。たとえ瀕死でも、ジュネーブ条約を誰も無視できなくなるかもしれない。もちろん日本もアメリカも。それに北朝鮮も。

 それでもなお疑念は残る。結局、戦犯裁判は戦勝国が戦敗国を裁くだけかもしれないからだ。戦勝国であるアメリカはこの件をうやむやにするのだろうか。誰も守らない条約は絵に描いたもちでしかない。

 責任をとるべきは下流か、上流か?どちらかよくわからない。どちらだろう?

国際人道法―戦争にもルールがある





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コメント(2件)

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責任はいつも、現場の人間がとらされる。どこも同じか。
流 相馬
2004/05/11 00:20
国際人道法は実際、”ざる”ですよ。ジュネーブ条約、追加議定書も含め、実際に紛争の烈度や程度を決めることができていないし…。結局は「事後法」なんだと思います。国際刑事裁判所が実行者を裁くのは、確実に処罰するためですが、上官も裁かれない限り、命令されて仕方なかった人が処罰されて終わりますね。もともとジュネーブ条約を守ることのインセンティブっていうのは、条約上の保護を与える代わりに、戦争をコントロールすることにあるのではないでしょうか?でもそれは伝統的な国際法上の紛争・戦争の場合でしょう。テロの場合は、これにあてはまらないし。敵対行為も何もない気がします。コントロールするという意味では、その意義を失ってしまってるかもしれないですね。
Shiho
2004/06/04 00:59

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